先日妻とケンカになりました。
ケンカと言っても殴る・蹴るとかじゃないですよ。
ちょっとした意見の食い違いがあって、口論になったのです。
時間にして2時間くらいでしょうか、お互いに思っていることを全部ぶつけあっていました。
私達夫婦は付き合ってから1年間で結婚していますが、付き合っている間はケンカをしたことがありませんでした。
私が結婚を決めた理由も、妻といると居心地がよかったからなんですね。
しかし、長い時間を共有するうちに、多かれ少なかれ口論が起こることは必ずあります。
血の繋がった親兄弟でもケンカは起こりますよね。
夫婦とはいえ育った環境や生活習慣・食べ物の味付けの好みなど全然違いますから、そりゃあ当然ですね。
こうした考え方の違いを含め、互いに意見をぶつけ合い、思っていることを言い合うことを避ける方もいらっしゃると思います。
ですが、自分が思っていることを伝えるのは夫婦関係を深めるために必要不可欠なことなのです。
というか、むしろ避けてはダメだと思っています。(←ここがめっちゃ大事)
もしくはケンカをしてしまっても、お互いの気持ちが離れないよう、仲直りの方法を決めておくことも大事ですね。
そういったことをテーマに、このコラムではアドバイスをご紹介します。
ちなみに、恋人同士で将来結婚を考えている、という方にもこのコラムは参考になると思います!
(むしろこちらの方が多いのかな。。)
それではどうぞ!
目次
夫婦ケンカをしてしまう原因は何か
なぜ夫婦ケンカになってしまうのか?夫婦ケンカの原因は何か?について改めて考えてみましょう。
夫婦ケンカの原因ですが、一緒にいて何かが気に入らないからケンカになるんですよね。
そして、その何かを改善したいという要求が、ケンカになる根本原因なんですよ。
改善をして欲しい、と思わない場合はケンカにすらならないですからね。
では夫婦がお互いが改善してほしい何かとは、例えば、、、
・家族より自分ばっかり優先している
・家事をしない
・話を聞いてくれない・聞こうとしない
・やたら細かい指摘をする
・お金の管理がいい加減
などがよく聞くことですが、本当の原因は2人の間でしかわからないでしょう。
こういった改善して欲しいと望んでいることがあるけど、相手が気付いてくれない。
改善してと伝えても直してくれない、もしくは理解しくれない。
そのため、気に障ってケンカになってしまう。
このような流れがケンカになってしまうと考えています。
ということは、ケンカになるのは相手に求めていることがいっこうに改善されないから、なんですね。
こうしたケンカを回避するためには、2つの方法があります。
・相手が改善できる範囲内の要求をする、ということがひとつ。
・もうひとつが、要求の仕方を工夫すること。
これらのことが必要なんですね。
1つ目のことですが、旦那に『オッサン臭を治せ!』という要求をしたとしても、言われた方としては戸惑いますよね。
加齢とともに勝手出てくるし、むしろ出したくもないでしょう。
それを何とかしと、というのは自分でもどうしようもないですよね。
このように、自分で何とかできる範囲のことを伝えましょうね。
2つ目ですが、先程の『オッサン臭を治せ!』という要求を工夫してみましょう。
『体臭を抑えるボディソープがあるからこれを使ってみない』というような言い方はどうでしょうか。
だいぶ、ソフトな感じになったのではないでしょうか。
それでは次の章では、これらのことをもう少し詳しく書いてみますね。
夫婦ケンカをしないためのコミュニケーション術
ケンカをしてしまうとお互いに気まずいし、何より楽しくないですよね。
出来ることなら誰しもケンカはしたくありませんよね。
それならばケンカをしないで済む方法を考えてみましょう。
一番はコミュニケーションをしっかり取りましょう、になりますね。
ですが、改善して欲しいということを伝えるためには、ただ話をするだけではダメなのです。
自分がどういう気持ちで、どういうことを望んでいるのかを具体的に伝えること。
そして、相手が伝えたことをしっかりと理解することが必要です。
例えば、『私はこう思っている。だからあなたにはこうして欲しい。』
という具体的なアプローチが効果的なんですね。
まずはあなたの想いをしっかりと伝えましょう。
そしてそのことを相手がちゃんと理解をしてくれる、これがコミュニケーションなのです。
ただ単に『あれやってね、こうしてね』と伝えても、相手がそれを納得できていなければ、ただの押し付けですよね。
要望は伝えたのに行動してくれないと、むしろ新しい不満が出てきてしまいます。
相手からすれば『何か押し付けられている』と不満に思っているかも知れませんよね。
そのため、コミュニケーションは双方が話し合ったことを納得することが大事なのです。
次は伝え方についてお伝えします。
『こうしてほしい』とう伝え方を変えてみるんです。
例えば、『私たち、こうした方がお互いに良いと思うんだけど、どう思う?』
このような提案型の伝え方をすることがポイントです。
こうすることで、相手の意見も聞き入れた上でお互いが結論を共有できますよね。
一方的な要求ではなく、相手と共に考える姿勢を示すことが大切です。
もし夫婦ケンカになったらどう仲直りする?
ケンカになってしまうと感情的になってしまいがちです。
『何でこうしてくれないの!私がこんなに困っているのに!』と自分の気持が先行して相手を責めてしまいます。
相手にとってみれば、感情的になられると要求を押し付けられているだけでなく、責められているように感じてしまいます。
こうなると、売り言葉に買い言葉で、ヒートアップしてしまいケンカに発展してしまうんですね。
残念ながらそこにはコミュニケーションはありません。
相手が感情的になってしまっている場合は、あなたは落ち着いて冷静に話を聞く状況を作るしかありません。
何に対して不満があり、感情的になっているのかを静かに聞いて、反論をせずに受け止めましょう。
そのうちに相手が言いたいことを全て吐き出してしまい、話すことがなくなってきます。
そうなったタイミングで初めて、あなたの思いをゆっくり話すことができるようになります。
これまでお伝えしてきたコミュニケーションの方法で話をするのですよ。
もしケンカになってしまっても、相手の立場に立って話を聞き、感情的にならずに、お互いに尊重し合いましょう。
相手がどのように考えていて、何を望んでいるのかをしっかりと意見のすり合わせを行うことで、ケンカを回避することができます。
普段からあまりコミュニケーションが出来ていないと思ったら、お互いにじっくりと話し合ってみることをおすすめします。
専任カウンセラーがご相談をお受けしています。